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エムダイファーとダコニール

amazonから展着剤が届きました。ちょっと風があるけど晴れてるので今日は薬剤散布。
組み合わせは、エムダイファー水和剤、ダコニール1000、まくぴかです。
先週のベンレート水和剤に続いてベト病退治です。

薬剤2種と展着剤

サンケイエムダイファー水和剤

どうやらベト病らしいと気づいて絶望したのが対応する薬剤の無さ。このエムダイファー水和剤は「予防薬」と書かれており治療薬ではないんですよね。でも家庭園芸用の薬剤でバラのベト病に対応している薬剤ってこれしかなくないです?!
治療薬のない病気なんです?!!
いやもう絶望するしかないですよね…。唯一の薬となればめいっぱい効果的に使わなきゃということで、展着剤まで購入したという次第です。5号鉢の小さなバラ2鉢しかない初心者なのに…。絶対使い切れないでしょこんな量…。でもベト病に対応しているスプレー剤が世の中に存在しないのだから仕方ない。
効いてくれるといいなあ…、というか、これで止まってくれないととても困る。もう他に手が無い…。

STダコニール1000

家のバラの症状はおそらくベト病だとは思うのですが、離れた葉にポツンと黒い斑点があったりして、黒星病も併発している気がするのでこちらも購入。エムダイファーとの混用OKなことは、発売元が発行する家庭園芸のお困りごと解決BOOK(電子版BOOK)にて確認済みです。
ダコニールは強力な予防薬だけど、気温が25度を超えてからは薬害が出するので使っちゃダメなのだそうで。秋と春に集中して使うことになりそうです。
ドロッとした液体だけど、乳剤ではないので展着剤を一緒に使ったほうが良いらしい。

まくぴか

展着剤がいろいろある中でなぜこれを選んだかというと、100ml入りの小サイズがあることと、葉を覆って菌の侵入を防ぐ予防薬に使うには効果的らしいので。
アビオンEだと更に良さそうなんだけど、小さいサイズがないんですよね、一番小さくても500ml。それと、高温時には使えないのがネック。耐雨性を高める効果があるのに、肝心の梅雨時の暑い時期に使えないのはなあ。もちろん真夏はどれも使用不可でしょうけど。
ベンレートのような治療薬にはアプローチBIのほうが良いらしい。機能性展着剤といって、植物の内部に浸透させる効果があるのと、葉の表面のワックス層を壊さない点が優秀。でもこれも最小サイズで500ml入り。
というわけで、とりあえずまくぴかにしておきました。100mlでも全然多すぎるんですけど。

薬液作り

繰り返しますが、家には小さなバラ苗が2鉢しかないんです。どれ見てもだいたい1lが最低単位なんですけどそんな量入れる容器さえありません。私が園芸用に普段使っている計量カップは500mlです!
少な目に作りたいのですがしかし、まくぴかの希釈倍率は10000倍! 展着剤って割とこのくらいらしい。0.1mlごとに目盛りがついてるスポイト買ったけど、これでも多すぎる…。
悩んだのですが、スポイトから液体を一滴たらすとそれが0.03ml前後らしいという話を知りまして、この手でいくことにしました。

エムダイファー・ダコニール混用液

  • 水 400ml
  • エムダイファー 1/2袋弱
  • ダコニール 0.4ml
  • まくぴか スポイトで1滴

こんな感じ。様子見で特にまくぴかは薄めにしてみました。
「弱」ってなんだよ料理本かよって感じですが、エムダイファーはベンレート水和剤と同様の小袋入りなんだから仕方ない。ちなみに1mlの計量スピーンすり切り1杯ほどでした。次回用にメモメモ。

スプレーに入れた薬液

こんな感じの、少し黄色っぽい液体が完成しました。
ちゃんと順番守って展着剤から投入して作りました。長いスポイトで展着剤入れると、そのスポイトでかき混ぜられるので便利という学びがありました。
初心者なので全てが勉強です。

薬剤散布

家はベランダ栽培なので、発売元の住友化学園芸のサイトで紹介されていた方法で散布するようにしています。
使用するのは大きなサイズのゴミ袋。

袋の中で薬剤散布

この中でスプレーすれば、周囲に農薬がかかる心配がありません。風で飛び散る心配が減るし、もちろん自分自身にもかかりにくいから安心。
もちろん、5号鉢の小さな苗しか無いから簡単にこの方法ができるのですけど。

仕切り線
病気の バラの葉

今現在で一番ひどい葉がこんな状態です。ドリフトローズの葉なのですが、元から保菌していたのか、フラワーカーペットローズのほうがうつったのかは分かりません。フラワーカーペットローズのほうの病気の葉はもうほぼ落ちてしまっているので。
ちなみにちょっと白い粉がついているのはたぶんエムダイファーです。ダコニールはあまり汚れないらしいですし。でもいいんです、もうお花はついてないし、むしろお薬いっばいかけて一度で治ってくれたほうが良いですから。ちまちま何度も薬を使うのは良くないですよね、植物も人間も。
どうかなあ、治るといいなあ。 どうか無事に治って元気になってくれますように。
…ところで、バラの葉の病気って、どうやったら「治った」と分かるのでしょうか。黄変したり斑点ができた葉は元の緑には戻らないそうですし。
YouTube情報によると、病気のバラは防衛本能で成長を止めるので、新芽が出始めたら治った証拠」ということらしいので、とりあえず新芽が出てくるかどうか観察します。11月だけど日中は20度超えてますから、ちょっとくらい葉が出てきてくれる…といいなあ。

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