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来年買うバラを検討中

たぶん2鉢くらい、バラを買う予定です。いわゆるポットローズと呼ばれる鉢植え用のバラです。
大苗でもあまり大きくならないかわいいのがあるにはあるんですけどね。やっぱり小型といっても70~80cmくらいになっちゃうので、お世話が大変そうだしベランダ向きでないのでやめておきます。特に夏のお世話が大変で枯らしちゃいそうで…。大苗だと安くても4,000円以上はしまうから、枯らしちゃうとショックですし。
というわけで、いま検討しているのは以下のシリーズ。

ミニバラ
Photo by Jacqueline O'Gara on Unsplash

Love Forever®

デンマークのローズ・フォーエバー社のポットローズのシリーズ。日本では「ローズフォーエバー」の名称で展開されているようです。
現在までにかなりの数の品種が販売されており、花のサイズも小輪のいわゆるミニバラから10cmを超えるハイブリッド・ティーサイズまであります。
本国デンマークの公式サイトのページはこちら。

品種名が地名で統一されているっぽいですね。
なお、ローズ・フォーエバー社のサイトは生産者向けで、買った人向けの情報は無いようです。
ローズフォーエバーは日本国内でも多数販売されています。むしろ昔はあったけど今は生産無しになっているがあるっぽい。

今年ガーデニングを始めて知ったことの1つに、すぐに売り切れるということがあります。これは人気だから無くなるというよりはももともと生産数が限られているのでしょう。日本の園芸人口、どう考えても減ってそうですし。コロナで少し注目されたけど主に多肉とかですしね。
家の近くに大規模園芸店が無いので、ホムセンで買えるメジャーな品種以外はネット通販が全て。悩んでいるうちにどんどん売り切れ、売切れたら当分の間、再販が無いのが当たり前。…まあ当然ですよね。また育てなきゃ商品できないのですから。

話が逸れました。育種元公式情報によるローズフォーエバーシリーズの特徴は以下の通り。

  • 美しいミニバラ
  • 大きな花と鮮やかな色
  • 花が長持ちする
  • 室内での栽培に適している
  • 鉢植えや花壇に植えるのに最適
  • 耐寒性あり
  • さまざまな色とさまざまな鉢サイズをご用意
  • 品種改良による品種の継続的な改良

購入者側として重要なのは、接ぎ木ではないミニバラサイズの株なのに、品種によっては中大輪の大きな花が咲くこと。そして多少の耐陰性があることでしょう。
バラは基本的に1日6時間くらいの日光が必要ですし、日照量が足りないと何よりつぼみができませんからね。ローズフォーエバーも当然「長時間陽の当たる室内の窓辺なら、花の数は少なくなるけど咲く」という意味でしょうし、実際に日本の販売サイトにはそのように書かれています。ただそれでも、「1日3時間なら陽が当たる」くらいのお庭やベランダは多いでしょうから、そういう環境で育てたい方には重要ですよね。
家もベランダの腰壁問題があるし、何より真夏に炎天下にずっと置く必要がないなら楽…ではないけどだいぶマシなので良いですね。

Infinity Rose®

同じくローズ・フォーエバー社のインフィニティローズシリーズ。こちらのほうがフォーエバーよりも新しいシリーズです。
こちらは公式サイトでもまだ8種類。日本では5種類のみ販売されている状況のようです。

公式情報は以下の通り。

  • 贅沢で非常に花もちが良い新シリーズ
  • 花もちが非常に長い (5 週間以上) 
  • 葉が厚く乾燥に強い
  • 直径 7cm の大きく形の良い花
  • 室内での栽培に適している - 湿度を保ちます
  • 鉢植えや花壇に植えるのに最適
  • 5 月から 9 月までに植えれば耐寒性がつく

インフィニティローズのほうは、花のサイズはどの品種も同じで約7cm。一般的なミニバラよりもかなり大きいです。
そしてこちらも同様に耐陰性があるようですね。
8種類の中で一番有名なのはおそらく、2012年にデンマークのメアリー皇太子妃が自ら命名したという、プリンセスオブインフィニティでしょう。
5月から9月に植えれば、というのは、意味合いとしては「基本的に耐寒性はあるけど、買ったばかり、つまり温室や暖かい店内からいきなり屋外に出した若い苗は耐寒性がついていません。暖かい環境から数か月間かけて自然に気温が下がっていく中で寒さに慣れさせれば強い耐寒性を持った株に育ちます」という内容を短く表したのでしょう。

True Bloom Roses®

こちらは米国で育種されたバラのシリーズ。日本では2019年から販売されているようです。米国の公式サイトはこちら。

True Bloom - All of the beauty, none of the hassle.

True Bloom - All of the beauty, none of the hassle.

True Bloom Roses® use a revolutionary rose breeding process to combine the best features of hybrid tea flowering roses with disease-resistant shrub roses. The result: the rose garden of your dreams, without any of the fuss.

日本では高松商事という会社が手掛けているようです。バラ以外にもあじさいなども加えたSO EASYというブランドで展開している模様。

バラ の一覧 | 高松商事 - SO EASY -

バラ の一覧 | 高松商事 - SO EASY -

私たちは、もっと多くの人に“花 ”を楽しんでいただくため 気軽に取り入れられる“かんたん”で、生活が彩りトキメク“きれい”な そして空間に馴染む“ちょうどいい” そんな花の開発に、日々取り組んでいます。

本国で12品種、日本国内では6品種が販売されているようなのですが。
日本で最初に発売されたのは「トゥルーブルーム レッドキャプテン」という赤いバラで、「トゥルーブルームブランドの象徴ともいうべきバラ」と日本公式に書かれているのですが、本国サイトのどこにも 「Red Captain」なんて文字はないんですよね。
もしかしてこれかなあ。True Love™。海外製品を日本で発売するにあたって名称を変えるのはバラに限らずよくあるけど、キャプテンになに? True Loveのどこから出てきたのその単語??
それに、「トゥルー・グローリー」も無い。本国で黄色のトゥルーブルームは唯一True Friendship のみ。…高松商事のご担当者さん、友情はお嫌いでした? 黄色のバラの花ことばは「友情」ですから、それに掛けた素敵なネーミングだと思うのですけどね…。
そしてトゥルー・グレースに至っては該当しそうなバラが本国サイトに無い。唯一薄ピンクのバラTrue Devotionはつるバラらしいし。検索すると、米国で審査を受けた記録だけは出るんですけど。謎。
他にもいろいろ重要な情報が日本と本国とで違うんですよね。うーん、どっちを信じていいのか。というか、基本的に「本国が間違ったままで日本だけ正しい情報」という状況はまず起きないと思うんですよね。
ちなみにトゥルー・パッションはこう違います。

  • 日本 : 高さ:40cm
  • 本国 : 高さ 約150cm、幅 約90cm、木立性 ( Habit 5’x3′, Upright )

いやもう違うにもほどがあるでしょう?! どう理解すればいいんですこれ?
調べれは調べるほど分からなくなるのが園芸の世界なのですね…。でもこのうちのどれかは買います、たぶん。

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